柴犬ゆめ★ごこち ~もみの木の下で~

先代犬「たろう」に導かれ、onaomayu家に二代目柴犬としてやってきた                                                          赤柴「ゆめ」の物語

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ゆめの体調のこと、続き。やっと病名に行き着いた?

悶々とした状態で年が明け、年末年始はどこも休診なので、いざという時どうしよう・・・という不安を抱えたまま・・・
相変わらず夜間は盛大に咳込んでおり、ゆめも私達もノイローゼ気味に・・・

そんなこんなで、年始の休みが終わり、通常営業へ。

定期受診の際、ちょうど待合室でその咳発作が起こり、一緒に待っていた方もビックリして、隣にいた小さな女の子が怖がって隠れてしまいました。やっぱり、犬の咳ってほとんどの方が聞いたことがないようですね。
あまりにもひどくて診察室のドアが開き「誰ですか?」と言う事態に。
先生も、あの後色々原因を考えて、高度医療センターに相談してアドバイスをもらったようで、
そこでの処方内容でもう一度治療をする事にしました。
・・・と、その前に、アレルギーも一応除外すべく、ステロイドも試したのですが、やはり全く効果無し。


しかし、気がつけば薬は
①ピモベンダン10mg分2 朝夕②エースワーカー1mg分1 夕③ニトロール10mg分2 朝夕 ④アムロジン2.5mg分1 夕⑤ルプラック4mg 1/4錠夜 と最大種類になっており、なのに
症状が治まらない!どうして?!もう泣きそう、みんな泣いてた。
ゆめの心臓はどうなってるの?やっぱり他に悪いところがあるんじゃないの?でもBNP4500って尋常じゃない。

利尿剤の影響で、夜中何度もゆめに起こされ、-10℃近い庭に出し、たまにバスマットの上にもして・・・
連日盛大に咳き込んでおり、ゆめもかわいそうだし、人もグッタリ・・・
もう、このままではゆめが死んでしまう・・・

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半泣きで定期受診に行くと、先生の方から「夜間の状態を見たいので、一晩預からせて欲しい、飼い主さんも休んだ方が良い」
と言われ、もう入院もいとわないと思っていたので、そのままお願いしてきました。

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ゆめのいない夜、今日は咳で起こされることなく・・・やっぱりゆめが心配で眠れませんでした。


翌日、仕事を終え夜にゆめこのお迎えに行くと・・・

悪い予感が的中・・・

入院中何度も心エコーをとったり、心電図を取ったそうで、長時間心電図ではじめて分かったこと。
ひどい頻脈でした。180~240回/分で、心房細動頻脈、期外収縮がかなり頻発しており非常に血行動態がよろしくない状態。
病院にいれば緊張はして脈拍は上がるのは仕方のない事ですが、
安静に眠っているような時ですら200回以上/分が持続していたとの事。
心エコーの状態は、僧帽弁閉鎖不全はあるものの、やはり軽度で、それよりも心室の心筋が薄くなっており、左室が肥大している。

これらのことを総合すると、拡張型心筋症の可能性が極めて高い、と言う結論でした。

運動中も全く元気、と言うのが本当かどうか、朝のお散歩に行って下さったそうで・・・やっぱり元気でした。

僧帽弁閉鎖不全は柴犬に割と多いのは知っていましたが、まさか拡張型心筋症とは・・・
ドーベルマンやシェパード、ラブラドールといった大型犬に多い病気なので、先生も私もえっ?と言う驚きが先にきました。

確かに拡張型心筋症ならばこれだけの薬をもってしてもあまり効果はなく、有効な治療方法は心臓移植以外ありません。
今できることは、まずこのひどい脈をなんとかしないと・・・
そして、心臓を小さくして、気管への圧迫を軽減しないと、咳は治まりません。
脈のコントロールをして、心機能を整えて・・・を期待してβブロッカーのアーチストが追加になりました。
しかも、アーチストは1日3回内服と、投薬のハードルが一気に上がってしまいました。

アーチストを内服してから、その日によって差はあるものの一晩中咳き込むことはなくなり、ゆめも人も休めるようになりました。
看護学校時代の安い聴診器を引っ張り出し、ゆめの心音を聞いていますが、ホントにひどいんですよ!
よくこれで生きているよなぁ、と思うくらい(涙)
犬の心拍は人と違って呼吸性変動が大きいので、不整脈な生き物だと言うのは知っていましたが、まさかこんなにひどいとは。
ちなみに、自宅でのゆめこの脈拍数は、不整がひどいためばらつきはありますが、100~150回/分位ですね。病院に行けば170~200回/分位にはなってしまいます・・・
マウスの心拍数か?!

それなのに、基本的に本犬は元気です。本当、パッと見そんな具合悪いようには見えないから厄介です。

本来ならば、この心拍数ならば運動禁止です。
ですが、生活の質を考えて&自己責任で、ゆめが散歩に行きたがっていればゆっくりのペースで歩かせ、嫌がるようならば即やめるようにしています。


こんな状態での慰安旅行をどうするか、という状況でした。


拡張型心筋症の予後は極めて不良です。色々調べても良いことは書いていません。調べれば調べる程切なくなります。
不治の病であり、さらに余命1年以下、数ヶ月の可能性もあり、やはり突然死が多いようです。
信じたくありませんが、あのゆめの心電図の音を聞けば、嫌でも納得させられちゃう。

パッと見元気に見えるゆめですが、とんでもない爆弾を抱えています。

まずは13歳の誕生日を迎えられるのか?春の宮城路は一緒に行けるのか?そこが目先の目標であります。
ホント、今こうしている間にも、急にゆめが逝ってしまうかもしれない恐怖と不安・・・

今後は、あまりにも薬の量が多いので、腎臓へのダメージが心配になってきます。
心臓をとるか、腎臓をとるか、という問題になってきます。
アーチストの効果を見ながら少し内服を整理したいとの事ですが、咳がひどくなる可能性もあり、先行きは不透明です。

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昼間はとっても穏やかなゆめ。今毛がモフモフなのでそんなに目立たないのですが、
咳による体力消耗もあってか、背骨回りががっつりと痩せてしまっています。結構ガリガリです。
体重は8.5~8.7キロで経過しており、もう9キロ台には戻らないかもしれません。
白髪もここ数ヶ月で一気に増えて、老けてしまいました。

急に余命宣告を受けて、途方に暮れてしまいましたが、ゆめが穏やかに過ごせるように、できるだけたくさんゆめとの思い出を・・・
そんな中での先日の慰安旅行でした。


| 柴犬ゆめ | 21:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ゆめの体調のこと

ゆめ様の慰安旅行を終え、日常なわが家・・・

大分前よりゆめの体調の事がしばしば書かれてきましたが、その事についてです。
全く楽しい記事ではありません、書かない方が良いのかな、と思いながら下書きの状態のままずいぶん経過してしまい、
でも、この事を伏せたままこの先日常の日記を書く気にはなれないだろうな、と私の気持ちの問題で・・・

1つの記事で収まるかな、と思ったのですが、長文な私なので何回かに分けます(汗)


今まで動物病院には、予防接種とフィラリアの検査とお薬をもらう、その時に健康診断を受けるといった感じで、年に2回程度の利用でした。
以前からお水を飲んだり首輪がチョーク入った時などにえづいたり咳が聞かれていたゆめ。
数回咳をした後はケロリとしている事、運動中には全く咳の症状が出ないため、
気管に問題があるのかな、位にしか思いませんでした。
去年の春の健康診断の際に、気になる症状はありますか?と聞かれたので、その咳の事を伝えました。
咳の原因としては、肺・気管・心臓に原因があるのが大抵なので、
先生が喉の辺りを圧迫すると、「ゲェッゲェッ!」と咳が誘発され、気管かな?
心エコーもとってもらって軽度の僧帽弁狭窄が見られるものの、投薬の必要はないレベルとの事。

全く元気なゆめなので、この時点では経過観察としました。

次に動物病院に行ったのは10月上旬、ワクチン接種の時。

やっぱり時々咳をしているゆめ、チョークが入ったり、水を飲んだ時は同様ですが、それ以外の時にも咳をしており、気になる。
症状を伝えました。
身体症状的に気管かな?
胸部レントゲンを撮ると、心拡大はごく軽度、気管の狭窄軽度あり、肺に謎の影があり。
しかし、肺の影は大分古いもので、それが今悪さをしているものとは思えない。
と言う事で、はじめは気管支拡張剤と抗生剤(一応謎の影が変化するのではないかという期待を込めて?)去痰剤が処方されました。


しかし、全く効果なし。
むしろ咳の頻度が増え、安静時、特に夜間の咳き込みがひどくなり・・・

当の本犬は基本的には元気で、お散歩もルンルンで、運動中も息があがることはなく、
散歩から帰ればマウンティングをして、よく食べいいう○ち。

安静時の咳・・・横になっている時・・・心臓かな?
ですが、運動中や出先では全くと言って良いほど症状が出ないため、心臓ではない?一瞬アレルギーも疑いました。
しかし、そうこうしているうちに、冬に入って時々ゆめさんお散歩を拒否するようになりました。



途中まで順調に歩いていたのが、排泄を終えるとパタリと動かなくなってしまい・・・
じゃあ帰ろう、と方向転換すると、喜んで帰路へ。


うーむ、調子悪い。
再度かかりつけ医に相談し、気管・肺の方に変化が見られず、じゃあ心臓?
スマホで咳の動画を撮っており見せると、やっぱり心臓の咳っぽい。
心臓の薬は一旦飲み始めると一生続ける必要があるため、慎重に・・・と言う事で、少量2種類からスタート。
ピタリと咳は治まりました・・・

この時点で11月下旬、ちょうど臨時宮城路で、ゆめさん自宅お留守番にて、ペットシッターさんにお薬をお願いした頃です。

あー、心臓だったのかぁ、そう言えば、ゆめこはわが家に来た時から、宮城時代の獣医さんに、ごく軽度だけど心雑音がある、
と言う指摘があった、そろそろ治療が必要な時が来てしまったのか・・・
とがっかりしつつも、咳が治まって安心したのもつかの間・・・


それから2.3週間ほどすると、リバウンドしたか、と言う位の咳発作が!
ですが、やはり日中はほぼ咳は出ず、基本元気でお散歩連れてけアピールをして、ずんずん前へ。
散歩から帰れば、おなおさんの左腕にガンガン マウンティング。
週に1回くらいは散歩ボイコット。食欲あり。
それが、夜間になると一変、特に夜中~明け方は「ゲェッゲェッ!!」「グァッグァーーッ!!!」と全身を震わせながら咳き込んで、それはそれは・・・
こちらも気の毒を通り越して恐怖を感じる程です。

再度かかりつけ医に相談し、もう一度レントゲンを撮ってもらうもそんなに悪くないそうで。
そもそも心臓なのか?やっぱり気管に問題があるのか?アレルギーなのか?迷走してしまい、
原因追及をするならば、川崎にある日本動物高度医療センターを紹介する、と言われてしまい、困ってしまいました。



とにかく夜間の咳・呼吸困難をなんとかしたい・・・

おなおさんと話し合った結果、セカンドオピニオンとして別の動物病院に行ってみました。

そこでの見立てでも、典型的な心不全の症状だそうで、呼吸器に原因があるのを除外する目的もあって
BNP採血をしてもらいました。
結果は4500 orz・・・ ひどい値です。はい、まぎれもなく心不全です。

で、ここから一気に心臓のお薬が増えました。
2種類だったのが、4種類に・・・
ところが、処方された薬を見てビックリ、体重9キロのゆめに対してこの分量は大丈夫なのか???と言う位。
まぁ、こんなに酷いんだし、仕方ないのか・・・なんて与えたら、その日は何ともなかったのですが、翌日一気に具合が悪くなりました(涙)

血行動態が一気に変わったか、立っているのもやっとの位プルプルしてしまい、このまま死んでしまうのではないか、と言う程ぐったりしてしまいました。顔つきまで変わってしまって、もはや別犬。
一週間でゆめの体重が1キロ減りました。

再度受診し、薬を変えてもらいましたが、やっぱり咳が治まることはなく、そこの動物病院は自宅から少し遠いので、この後は、もう一度かかりつけ医に戻ることにしました。

ここまでで年が明けました。


つづく。

| 柴犬ゆめ | 21:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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