今日が最後の更新です。
ゆめと過ごしたのは5年と11ヶ月、やっぱり短いですね。ですが、とっても濃い月日でした。
成犬を迎えるとはこういうこと、まして7歳からだとなれば当然お別れが来るのは早い、はじめから分かっていたはずなのに・・・
だからこそ、たろうより長生きして欲しいな、とずっと願っていました。
ですが、結果としては、もみの木時代より我が家で過ごした時間の方が短く、13歳と少し早いお別れでした。
重い病に罹っても、最後まで頑張って、生き抜いた、最期の最期まで諦めなかったゆめ。
それでも、改めて思うことは、仮にゆめがあと2.3年長く生きたとしても、悲しみの程度はさほど変わりないのではないか、と。
それだけ、ゆめには色々と手を尽くした、と言えるのかな。
あー、ゆめこ、ホントにかわいかったんだよなぁ。そして、おバカに見えて、とっても賢かった。
はじめは、ゆめにはあまり期待していませんでした(笑)
だって、前がたろう様でして、容姿良し、性格良し、健康、旅犬としても良し、パーフェクト犬だったため、
また、メスって、オスより物足りないんじゃないか、と言う漠然とした思いもあったのですが、
ゆめは、一生懸命家庭犬としての経験値を積み、私たちの笑いのツボをつかみ、特に後半は猛烈な追い上げをして、
最後はたろうを超えたかも・・・(小声)
特にあのゆめの一途さに私たちは完全にやられました。
固い絆で結ばれていると自信を持って言える、自慢のゆめでした。
たろうとゆめを通して性徴の違がはっきりと分かりました。
もみの木の柴犬と続けて暮らして、良い子達に出会えたな、と心から思います。
柴犬を飼っている方は、代々柴犬の方が多いと聞きますが、まさにこう言うことです(笑)
一方で、じいちゃんが亡くなった事で、一つの時代が終わったのかな、という寂しさと同時に、世代交替を感じました。
気がつけば、たろうを通じて22年も経過していますからねw
第一回目の日記のタイトルは「ゆめとの出会いは突然に」と書いてありますが、
ゆめとの出会いは突然なのか、必然なのか、いくつものも「もしも」と選択の連続で
あの日「・・・行く?」と言わなければ、行動に移さなければ、じいちゃんが二つ返事で「いいよ、持ってきな!」と言ってくれなかったら、
幸之介クンが本物の幸之介くんだったら(笑)ゆめの性別を確認しなかったら・・・
人との出会いもの同じです。星の数ほどの人が暮らす中、毎日ただすれ違うだけの人が大半のなか、
遠くでもなんとかして会いたいと思う人が居て、お互いの努力なくしては会うことは叶わない人達がいて、成就した方々がいて・・・
縁とは不思議なものです。知り合って、仲良くなれる人とは、遡るとどこかで繋がっていた事があったり、あ、あの時の!
と言う事があったりして、お互いがそうなった時に、初めて奇跡は生まれるのです?!
これからも、また様々な出会いと別れがあるかと思います。
たろうやゆめを通じて、また軽井沢に来て出会うことができたお友達との出会いに感謝、
そして、これからまた素敵な出会い、巡り合わせがある事を信じて、ゆめごこちを終わりにしたいと思います。
今までありがとうございました。

それでは皆さま、よいゆめを…